千歳川

春の千歳川 桜とこぶしが彩りを添える

 千歳川は、支笏湖に源を発し、石狩川に注いでいます。

 上流には王子製紙のダムが連なっているものの、周辺は国有林に囲まれ、雨の後でも土砂の流入が少ないためいつも澄み切っています。支笏湖畔の温泉街も洞爺湖と比べると小規模であり、水の汚染も少ないのかもしれません。

 秋になると、有名なインディアン水車で大量に捕獲されるほど鮭の遡上が見られます。インディアン水車での捕獲時期が過ぎると、上流の孵化場めがけてたくさんの鮭が今でも遡上します。

 カヌー愛好者に好まれているのは、さけます孵化場のすぐ下流から、道央自動車道の高架下までの区間です。この間にも、何カ所か上陸ポイントがありますので、好みの場所で切り上げることもできます。また、市街地を少しだけ通り、スポーツセンター前の橋までも行くことができます。スポーツセンターのすぐ上流は、毎年北海道選手権の会場となっています。水のきれいさは、この地点でもまだ、バイカモが見られることでも証明されるでしょう。6月には、水中にバイカモの白い花が見られます。

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